血の巡りが悪くなる原因

カラダが不調な女性

頭痛・肩こりがつらい、慢性的な疲れやひどい生理痛に悩んでいる。そんな女性特有の悩みは「血の巡りの悪さ」が原因となっている場合があります。
特に女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、体質的に血の巡りが悪くなりやすい傾向にあるのです。

血の巡りが悪くなると栄養が身体全体にいきわたらず、疲労物質などの老廃物も溜まってきてしまいます。そしてその症状は、冷え・肩こり・頭痛・肌荒れ・慢性疲労など、様々な不調を引き起こす可能性があります。

血の巡りが悪くなることで起こる不調の例

頭痛
肩こり・腰痛
冷え性
慢性疲労
生理痛
むくみ
便秘・下痢
肌荒れ・くすみ
食欲不振
肥満
抜け毛・薄毛・白髪

血の巡りが悪くなる原因

血の巡りを良くすることで、これらの不調が解消される可能性があります。
しかし、血の巡りが悪くなる原因は複数の要因が重なることが多く、原因はひとつではありません。ではその要因とは、どのようなことが考えられるのでしょうか。

血の巡りの悪さと女性ホルモンの関係

血の巡りの悪さは女性ホルモンとも関係しているため、女性は血の巡りによる不調を感じやすいといわれています。

女性ホルモンは、脳の視床下部や脳下垂体から卵巣への指令により分泌されます。そして視床下部には、血行や血圧・体温調節などに関わる自律神経を、正常に機能させる働きがあります。
女性ホルモンが減少すると、ホルモン分泌の指令を出す視床下部も影響を受け、自律神経のバランスが崩れます。その影響で血の巡りが悪くなり、様々な不調が起こると考えられています。

過度なストレスによる血の巡りの悪さ

自律神経は、交感神経と副交感神経に分けられ、交互に働くことでバランスを保っています。例えば、交感神経が活発な時は血管が収縮し、副交感神経が優位な時は血管が拡張されます。しかし強いストレスや緊張状態が続くと交感神経が働きすぎる状態になり、血管が収縮し続ける状態になるので血の巡りが悪くなります。

そして、ストレスは脳の視床下部や脳下垂体から卵巣への指令を滞らせるので、女性ホルモンのバランスを乱す原因になります。
強いストレスが原因で月経不順に陥るのは、女性ホルモンのバランスが乱れている証拠。そして女性ホルモンが正常に分泌されないことで、さらに血の巡りが悪くなる悪循環に陥る可能性もあるのです。

血の巡りの悪さと運動不足

デスクワークが多く、関節や筋肉を動かさない状態が一日の多くを占めると、徐々に身体がこわばり血管が委縮し、血の巡りが悪くなることがあります。
また、運動不足によりメタボリックシンドロームが進むと血管が硬くなり、さらに血の巡りが悪くなってしまうことも考えられます。
他にも、女性ホルモンの減少により血管の内側の内皮機能が衰え、徐々に血管が硬くなることで血の巡りが悪くなるケースもあるのです。

さらに血の巡りが悪くなった身体は、身体にたまった疲労物質の除去がしにくく、血の巡りが良い身体に比べて疲れが取れにくい傾向にあります。
この慢性的な疲労感がさらなる運動不足を引き起こし、「血行不良スパイラル」にはまってしまうこともありますので、あまり身体を動かさない方は注意が必要です。

女性ホルモンを整えて血の巡りを良くしよう

この他にも栄養バランスの悪い食生活や不規則な生活・睡眠不足など、血の巡りが悪くなる原因はひとつではありません。またその原因の多くは、女性ホルモンの乱れに密接な関係があります。
そして、血の巡りを良くすることで女性ホルモンが正常に分泌されるようになったり、逆に女性ホルモンを整えることで血の巡りが良くなることも、よくあることです。

例えば、血の巡りを良くする効果のあるビタミンEは、女性ホルモンの分泌をコントロールし、女性ホルモンのひとつであるプロゲステロンの材料にもなります。
血管を丈夫に保つことで血の巡りを良くするビタミンCは、ストレス耐性を高め、女性ホルモンの減少により引き起こされる、更年期障害のイライラを抑えてくれます。そしてビタミンEと一緒に摂ることで、より効果を高めてくれるといわれています。

ストレス解消やストレッチなどの適度な運動も、女性ホルモンを正常に分泌させることに効果的。女性ホルモンを見直して、血の巡りを良い身体を手に入れましょう。